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個性筆

写真と筆文字のコラボでのポイント

写真と筆文字を合成した作品を作る上で、色々ポイントがあります。

写真のサイズに対する字の大きさ(余白)

こちらに素敵な作品があります。
まるでかめさんが言ってるような
決意と元気をくれる素敵な筆文字作品ですね。

ちょっと画像加工上、文字が少しぼやけてますが。
筆文字領域の空間を小さくし、写真内の余白を増やすと
こんな風に変わります。

これが正解と言ってるわけではありません。
こんな風に変わると、感じ方が変わるということですね。

こちらの方が写真表現のメッセージが強くなりました。
逆に前の方は、筆文字メッセージが強い感じでしたね。

こんな風に、筆文字領域と写真領域の空間や間、余白の取り方で、
見え方は変わります。

写真と筆文字の合成表現をしている人は、
こんなところも意識すると表現力がまた上がります。

 

写真表現と喧嘩せず筆文字を引き立たせる方法

写真は写真という世界ですでに表現が完成されてます。
その完成された表現に筆文字という新たな表現を重ねる時、
大事なポイントは写真と筆文字という2つの表現が喧嘩しないようにすることです。

また、前に書いた通り、余白をうまく使って、
筆文字表現の存在もしっかり出していくことが重要です。

 

例えばこの作品。

とてもダイナミックで素敵な作品ですね!

でもちょっとこちらをこう変えてみるとどうでしょう?

何か伝わってくるものが変わった感じがしたと思います。
この変化のポイントは3点です。

筆文字がダイナミックなのはよかったのですが、
写真表現で大事にしている被写体のカメさんに筆文字が
かぶってしまっていました。

これでは写真表現を完全に殺してしまっているのでもったないです。

 

そして伝えたい文を筆文字で全部ダイナミック書いて
いくのもいいですが、文字の大きさやに強弱を入れることや
文字間の間を意識することでだらっとした表現にならなくなります。

写真と筆文字。2つの表現の掛け合わせなので、
それだけで表現はだらっとしてしまいます。

筆文字はギュっと占めた方がお互いの表現は栄えます。

 

そして、印の大きさもおもしろかったのですが、
印が大きく目立ちすぎると、せっかく筆文字で強調した
読ませたい筆文字の存在が薄くなります。

印に何かメッセージを込めて、あえて大きくする表現も
あっていいと思うので、これは絶対ではないですが。

この場合だと印は小さい方が筆文字が栄えます。

 

あとは。

こんな感じで色を変えてみるだけでも表情は変わります。

色選択は感覚でしかないですが。
写真の中にちょっとある色の同色系を入れてみると
結構あったりします。

かめさんの一部にある黄色や緑。
これを入れてみると、こんな感じ。

 

蛍光色は目立ちますが少し幼稚に映ってしまう
感じも否めません。

ただこの写真の場合、
背景が暗めなので、暗めの色を選択すると
筆文字が見えにくくなります。

その場合は『ドロップシャドウ』という機能を使ってみたり、

●ドロップシャドウ【Pixlr Editor】
ドロップシャドウ | Pixlr Editor の使い方

 

『アウターグロー』という機能を使って白抜きにしたり、

●アウターグロー【Pixlr Editor】
画像加工ツールPixlrの使い方 影&フチ付き文字を書く

 

こんなところを参考にしてやってみるといいです。
そうするとこんなのが作れたりします。

 

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